【アルタスってどうなの?】初心者用フルートA807・A907・A1007・A1107・TSの吹き比べ&徹底解説!

初心者用アルタス徹底比較

こちらのページでは
アルタスのフルートの中でも1番安いスタンダードモデルを比べてみました!
フルート選びに迷っている方は吹き比べ動画も参考にしてみてください。
学校ではアルタスフルートが指定なんですが、正直どれがいいのか分かりません。オススメはどれですか?

通りすがりさん

のりん

アルタスの初心者向けのモデルを予算別にまとめてみました。初心者の方ならカバードキィのEメカ付きのA807Eをオススメします。

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スタンダードシリーズスペック一覧【20万〜55万】

アルタスフルート定価
モデル リップ 頭部管 菅体 キィ キィパイプ 定価
A807 Ag925 白銅 白銅 白銅 白銅 ¥ 203,500
A907 Ag925 Ag958 白銅 白銅 白銅 ¥ 247,500
A1007 Ag925 Ag925 Ag925 白銅 白銅 ¥ 352,000
A1107 Ag925 Ag958 Ag958 白銅 白銅 ¥ 451,000
TS Ag925 Ag925 Ag925 Ag925 Ag997 ¥ 555,500

アルタスのスタンダードモデル(初心者向けフルート)標準のC足部管の定価を表にまとめてみました。

H足部管がお好みの場合は、下の表の【H足部管オプション追加価格】をご覧ください。

モデルごとに値段が違ってきますので、分かりやすく表でまとめました。

H足部管オプション追加価格

モデル名 追加価格
A807 +49,500円
A907 +49,500円
A1007 +71,500円
A1107 +88,000円
TS +110,000円

フルートって高いですよね!

アルタスフルートの中では、1番安いのでも20万(定価)!

結構しますね。

そこでアルタスフルートの中でも1番安くて初心者向けのスタンダードモデルだけを徹底比較してみました!

>>アルタスの公式ページの値段はこちら

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ネット購入の際の価格は?(予算別)

分かりやすく予算別に価格を調べてまとめてみました。

予算17万円くらいA807 】リップ(Ag925)銀製。カバードキィとリングキィのオフセットモデルは、Eメカニズム標準装備

予算20万円くらいA907 】リップ(Ag925)と頭部管(Ag958)銀製。カバードキィとリングキィのオフセットモデルは、Eメカニズム標準装備

予算27万くらいA1007 】リップと頭部管と菅体が(Ag925)銀製。カバードキィとリングキィのオフセットモデルは、Eメカニズム標準装備

予算35万くらいA1107 】リップ(Ag925)と頭部管と菅体が(Ag958)銀製。カバードキィとリングキィのオフセットモデルは、Eメカニズム標準装備

予算52万くらいTS 】総銀製モデル。リップと頭部管と菅体とキィと台座ポストが(Ag925)銀製でキィパイプが(Ag997)銀製。Eメカニズムはオプション( 定価 ¥ 66,000 )

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スタンダードシリーズ全機種の吹き比べ動画

初心者用ヤマハフルートの音色も気になりませんか?

初心者用(スタンダードシリーズ)の吹き比べ動画も参考にしてみてください!

フルーティスト尾崎勇太
スタンダードシリーズの全5機種を吹き比べ、音色と共に解説もしてくださっているので、とても分かりやすいです。

A907と総銀製の吹き比べ動画

島村楽器イオンモール札幌平岡店
頭部管銀製と総銀製の音色を比べることが出来ます。2択なので分かりやすいです。

音色の違いが分かりましたか?

吹き手によっても音色は、違うと思いますが動画の音色を参考にして、フルートの試奏してみてから購入してくださいね。

では、アルタス初心者用のフルートについて、さらに詳しく解説していきますね!

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アルタス初心者用フルート徹底解説

A807

アルタスA807E引用元:Altus Handmade Flutes-(スタンダードシリーズ)

材質は、リップのみ銀製(Ag925 スターリングシルバー)が使われていて、頭部管、菅体、菅体リング、キィは白銅です。

仕上げは銀メッキ、バネはステンレスです。アルタスでは妥協を極力排し、随所にこだわりを持って製作されています。

ハンドメイドシリーズと同じ設計のメカニズムなどを採用し、クオリティーの高さと優れたコストパフォーマンスが両立されています。

カバードキィのタイプでは、Eメカニズムが標準装備されています。

リングキィモデルは、インラインorオフセットの選択が可能です。

リングキィのオフセットモデルではEメカニズム標準装備です。

【名称について】

Eと書いてあるのは、Eメカニズム付き。

Rと書いていれば、リングキィです。

モデル名にEが付いていなければ、高音のミが出しにくい楽器ということになります。

初心者の方は、【モデル名に ” E ” が付いている楽器】を買うことをおすすめします。

のりん

音色については、下のYouTube動画でプロのフルーティストがA807Eを吹きつつ解説もしてくださっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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A907

アルタスA907RE引用元:Altus Handmade Flutes-(スタンダードシリーズ)

A807との大きな違いは、リップの銀製に加え、頭部管も銀製になったことです。

頭部管以外は807と同じで管体リングとキィは白銅製、仕上げは銀メッキ、バネはステンレスです。

頭部管の銀の性質のグレードがAg925 スターリングシルバーからAg958ブルタニアシルバーという材質にグレードアップしたことでより銀の特徴が増して807とまた違った音色が楽しめます。

925から958と数字が上がるごとに銀の質量も増えますので楽器自体の重さも増します。

807より頭部管に少し重みを感じるかと思います。

のりん

音色については、下のYouTube動画でプロのフルーティストがA907REを吹きつつ解説もしてくださっています。さらにその下の動画でも、A907とアルタス総銀製ハンドメイドA1407REとを吹き比べています。2択で分かりやすいかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください


カバードキィのタイプでは、Eメカニズムが標準装備されています。

リングキィモデルは、インラインorオフセットの選択が可能です。

リングキィのオフセットモデルではEメカニズム標準装備です。

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A1007

アルタスA1007RE画像引用元:Altus Handmade Flutes-(スタンダードシリーズ)

こちらは、頭部管のみならず菅体も全部銀を使っています。

リップと頭部管と菅体にAg925 スターリングシルバーという銀素材を使ったベーシックな銀製の楽器です。

あとは907と一緒で管体リングとキィは白銅製、仕上げは銀メッキ、バネはステンレスです。

907とは違ってボディーまで全部銀になったことで、圧倒的にその音の深み、響きの幅が一気に出てくると思います。

のりん

音色については、下のYouTube動画でプロのフルーティストがA1007Eを吹きつつ解説もしてくださっていますので、ぜひ参考にしてみてください。


カバードキィのタイプでは、Eメカニズムが標準装備されています。

リングキィモデルは、インラインorオフセットの選択が可能です。

リングキィのオフセットモデルではEメカニズム標準装備です。

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私が6年間吹いていたA1107

アルタスA1107REH引用元:Altus Handmade Flutes-(スタンダードシリーズ)

こちらは、A907の進化系になります。

A907は、頭部管がAg958 ブルタニアシルバーだったのに対して、こちらは菅体もAg958 ブルタニアシルバーになりました。

あとの構造や素材はA907と同じで、リップ部分がAg925 スターリングシルバー、管体リングとキィは白銅製、仕上げは銀メッキ、バネはステンレスです。

よ〜く見ると、ほんの少し色が違う印象です。

私自身、こちらのA1107Rを6年間吹いておりました

A1107Rの口コミ

島村楽器の店頭屋で置いていたのを試奏してみてアルタスの音色の深み、響きに魅了されて一目惚れ的な感じで購入しました。

当時は33万くらいでした。

ヤマハのYFL211と比べると、違いはカバードキィからリングキィに変わったことが大きくて、最初は持ちにくいかなぁ〜と思いました。

使っている内に持ちにくさは軽減されるかなぁ〜と思いましたが、フルートが独学というのもあり吹いてる時は首や手や腕が超痛かったです。

楽器が悪いのではなく、持ち方が悪いのですけどね😓

ガチガチの持ち方を修正をするのにした対策はこちらを参考にしてみてください。

私の持ち方を修正できた商品と参考にしたYouTubeを見やすくまとめています。

正しい持ち方フルートの間違った持ち方を5年も自己流で首と手に激痛!そんな私でも修正できた2つの方法とは?

下調べをあまりしなかったせいでEメカなしのA1107R(リングキィのインライン)を購入してしまって、高音のミを出すのに苦労しました。

なので、初心者の方にはEメカ付きを声を大にしてオススメします。

Eメカ付きは、A1107REという型番です。

初心者におすすめの型番
A1107RE←Eがついている
初心者におすすめ出来ない型番
A1107R←Eがついていない

のりん

音色は本当に素晴らしいです。下のYouTube動画でプロのフルーティストがA1107REを吹きつつ解説もしてくださっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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TS

アルタスフルートTS引用元:Altus Handmade Flutes-(スタンダードシリーズ)

こちらは、全部銀で出来ている総銀製モデルになりますので、金額も一気に上がります。

材質のグレードも上がりました。スタンダードモデルの1番上位の機種になります。

リップ、頭部管、管体、管体リング、キィがすべてAg925 スターリングシルバーでキイパイプの銀の材質がAg997 メタライズドシルバーになりまして、ひとつ上のグレードのハンドメイドフルートと同じ材質がキィパイプに使われています。

歌口の大きさは、他のスタンダードの機種よりも大きめに作られています

注意していただきたいのが、TSモデルのEメカニズムはオプションになりますので、付けるとなると金額(定価 66,000円)アップします。

リングキィモデルは、インラインとオフセットの選択が可能です。

のりん

歌口が大きくなったことで、吹き込めば吹き込むほど爆裂に音が鳴ります。下のYouTube動画でプロのフルーティストがTS E を吹きつつ解説もしてくださっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

H足部管は長いし重い引用元:Altus Handmade Flutes-(スタンダードシリーズ)

吹奏楽部に入部された方(初心者の方)向けに【アルタス】スタンダードシリーズについて紹介しました。

初心者の方におすすめなのは、アルタスフルートの中ではA807Eです。

最安値で買えるので、吹奏楽部に入部したての方に特におすすめです。

アルタスは安心の日本製です。

ヤマハやムラマツなどの日本のフルートメーカーとの大きな違いは、銀の純度の種類の多さです。

初心者におすすめなのは、Eメカつきでカバードキィです。

銀の質量が多くなると、金額が上がります。

初心者向けの楽器でも銀の種類によって楽器を選ぶ選択肢があり、カバードキィにはEメカニズムが標準装備されています。

リングキィモデルは、インライン、オフセットの選択が可能でオフセットモデルにはEメカニズムが標準装備されています。

カバードキィやリングキィ、インラインやオフセット、C足部管やH足部管など自分の好みで自分に合った理想の楽器を選ぶことが可能です。

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