初心者さん
初心者くん
のりん
目次
頭部管の音の出し方
昔、自分が小さかった頃は、ビール瓶とかラムネの瓶とか普通に世の中にあふれていて、あそびでホーホーと幻想的な音を出して喜んでいた時代がありました。でも今は、ビール瓶自体があまりなくて、そういうあそびをしたことがないって方、特に今の若い方はいないんじゃないでしょうか。
頭部管の音出しって、瓶で音を出す仕組みにちょっと似ていて、コツさえつかめば鳴らせるのですが、コツをつかむのが結構むずかしいんです。まずは、音を出せるようになることが大事です。
レッスンに通えない境遇のときもありますよね。レッスンって結構いいお値段するし月々って考えると結構な出費です。
部活など吹奏楽を始めたけど教えてくれる人がいない、頭部管の吹き方から教えてほしい、という方向けになんちゃってフルート教室を大阪にある自宅にOPENしました。平日30分500円で個人レッスンしています。なんちゃってレッスンでもいいよ〜って方、お待ちしています😄
南大阪の泉南市にあるフルート教室50分千円〜めちゃ安く楽器練習•個人lesson•アンサンブルが楽しめますお金をかけずにどうにか音を出せるようになるために、動画を見ながら正しい音の出し方を習得する方法もあります😄
超初心者編:頭部管のみの音の出し方
1分で分かる頭部管での音出し:フルーティスト立花雅和さん
フルートを始めよう!音の出し方編:フルーティスト保坂珠美さん
頭部管だけで練習する意味
吹奏楽に入部してすぐっていうのは、割と頭部管のみの練習って必須なように思います。
なぜなら、頭部管で音が出せないのにフルート組み立てて、菅が長い状態で出せる訳がないからです。
まずは、頭部管のみで音を出せる状態になってから、管をつなげて音が出せる様になるのが目標なのです。
最初は音を出すことだけで必死になってしまいますが、楽器を正しい構えで持つことができないというへんな癖がついちゃうと困りますので、リッププレートに唇を当ててすぐ良い音が出せる様に、完璧に音が出せるようになることを第1の目標に頭部管だけで練習してみましょう。
スポンサーリンク
頭部管の基本練習1:タンギングを使って音を出す
初心者が最初にすべき練習で、とても大事な奏法です。
フルートを吹くときは、必ずといっていいほどタンギングをします。基本全てタンギングで、タンギングをしないのはスラーの中だけです。
タンギングのタンは舌のことなので、舌を使って音を出すということになります。
タンギングは、トゥという発音をするのですが、一度上顎に舌がくっついてから離れる時に発する音です。
そのトゥという音を頭部管の歌口に送る奏法です。
タンギングの練習方法
メトロノームを60に合わせて、音に合わせてトゥを4回→4回休むを繰り返し練習してみましょう。
気をつけることは、息を出したり止めたりすることで音を切るのはタンギングではありません。
舌で切りましょう。
息を長く伸ばした状態でタンギングをして音を切りましょう。
スポンサーリンク
頭部管の基本練習2:ロングトーン
ロングトーンは、長く音を伸ばす練習です。
基礎力を上げるためには必要不可欠な練習方法です。
ただ息を長く吐くだけではなく、1番澄んだ良い音が鳴るポイントを探しながら吹いてみてください。
ロングトーンの練習方法
メトロノームを60に合わせて、音に合わせて4拍間、音を伸ばして4拍間休むを繰り返し音を出してみましょう。
気をつけることは、音を出す瞬間に、トゥという音を出します。
音をよく聞いて4拍間いっぱいまで音を伸ばし続けましょう。
音を出す直前に、しっかり息を吸うことを忘れずに(笑)
できれば腹式呼吸ができる様にお腹に意識を向けましょう。
音の出始めから、音を伸ばしている間、音を切る最後の音まで【音量・音程・音色】を一定に保ちましょう。
タンギングとロングトーンの練習動画
1:25 頭部管でのタンギングの練習
2:15 4拍タンギング
3:33 頭部管でのロングトーン練習
4:15 4拍ロングトーン
5:30 同じ音量・音程・音色を意識してロングトーン
スポンサーリンク
頭部管での練習についての動画を集めました!
フルートを吹く時の口の形について話します
頭部管だけで曲が吹けます!フルーティストのユキエさん
頭部管の練習!必要な人は誰?:フルーティスト町井亜衣さん
いい音を作る 頭部管での練習方法:フルーティスト尾崎勇太くん
スポンサーリンク
吹奏楽のルール
一般に中学・高校の吹奏楽では、まずは頭部管での練習から始まることが多いのですが、はっきりいって、頭部管だけの練習はとってもつまらないですよね。
頭部管でみんなで合奏するとかなら、楽しいと思うのですが、結構すみっこに追いやられての自己練習か、ひたすら壁に向かって吹く、、、なんて状況が最低1週間は続くのかなぁと思います。
私の場合のママさん吹奏楽では、頭部管の練習の仕方を教えてくれる先輩ってのもいないし、頭部管の練習必須!みたいなルールもなかったのですが、強豪校とかになってくると、基礎練というのはそれはもう厳しいんじゃないでしょうか。
頭部管のみでの練習は、基礎の基礎ですから、大事な練習だと思います。
この頭部管だけの練習についていけない人は、絶対に管をつないでする練習にもついていくことは難しいと思います。
なぜなら、どっちかというと簡単に音が出せるようになる頭部管のみの練習より、フルートとしての楽器を吹く練習の方が、難しすぎるからです。
吹奏楽の最初にやってくるルール、【頭部管のみの練習】の壁を乗り越えれば、難しいけど楽しいフルートの練習が待っています!
さて、頭部管のみの練習って、一体いつまですればいいのでしょうか??
頭部管のみの練習期間
入部した吹奏楽によっては、ルールとして、◯月までは頭部管だけの練習!って決められてるところもあるだろうし、ルールには従わないといけないとは思います。
でも私の感覚としては、ある程度の吹ける感覚というのが身につけば、管を繋げてフルートの練習を持ち方から始めるのでも、いいんじゃないかなと思います。
1ヶ月も2ヶ月も頭部管だけでの練習っていうのは、時間の無駄というか、もったいないなぁと思います。
頭部管の練習の壁を超えて、フルートを吹けるまで、どれくらいの期間がかかるのかは、部によって違います。
完璧に吹けるように、このページの動画などを参考にして、目標を決めてがんばりましょう!
スポンサーリンク
まとめ
どこに息を入れたら音が出るのか分からないって人は、頭部管の練習は、必須です。
まずは、息を入れる方向、強さ、太さ、細さの感覚を習得しましょう!
メトロノームを使った練習方法は、とても効果的です。
動画を参考に練習してみましょう。
習得できたと感じたら、管を繋げて吹いてみましょう。
吹けなくなったらまた頭部管だけで吹いてみましょう。
初心者さん
初心者くん